| 1. | この障害は脳の障害であり、
育て方の問題ではありません。 |  |
| 2. | 100人いれば100通りで個人差が大きいです。
(無口な人もいれば、おしゃべりな人も。言葉の無い知的遅れのある人から知能の高い人まで。他の人に寄っていく人から他の人を嫌がる人、他の人に素直に従う人までいます。) |
| 3. | 診断としては3つの軸があります。
(コミュニケーションの障害、社会性の障害、想像力の障害) |
| 4. | コミュニケーションの障害とは、言葉の遅れだけでなく、視線が合う、相手の表情を読み取れる、身振りや手振りを使える、それらを理解できるなどの言葉以外のコミュニケーションの遅れも含みます。言葉がそれほど遅れていなくても、言葉に込められた相手の気持ちがわかりにくい、自分の気持ちを言葉で表現することが苦手である、などがあります。 |
| 5. | 社会性の障害とは、人間関係を作る力が弱いことです。お母さんともうまく関係が作れない人、家族とは関係が作れるが家族以外の人とは関係が作れない人、相手が大人なら関係が作れるが同年代の人と関係が作れない人などがいます。その人の発達によっても変わっていきます。 |
| 6. | 想像力の障害は「こだわり」の強さとも関連しています。想像力に乏しいために、創造的な「ごっこ遊び」が苦手で、同じパターンの遊びになりやすく、興味・関心の幅が狭くなりがちです。未来の見通しを立てることが苦手なために、予定の変更に弱く、常に同じパターンであることを好みます。また気持ちの切り替えが苦手なためにとてもしつこい行動が目立ちます。 |
| 7. | 上の3つがそろっていれば「自閉症」と診断されますが、一部分のみ当てはまる人もいます。
(非定型自閉症、特定不能の広汎性発達障害) |
| 8. | 知能の遅れを持つ場合が多いですが、その程度は様々です。 |
| 9. |
他に感覚の過敏さ(特定の音、匂い、触感、味、気温、湿度)、気持ちのコントロールの苦手さ(かんしゃく、パニック、自傷行為)、てんかんを併せ持つ人がいます。 |
| 10. | 過去の嫌な体験を何かのきっかけで思い出し、パニックになることがあります。
(タイムスリップ現象) |